【決算対策】固定資産税の未払計上|節税する方法とは

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固定資産税の支払いを未払い計上することで節税ができます。

その方法を説明していきます。

はじめに

固定資産税の納税通知書は、毎年5月頃市町村役場から送付されます。

納付期限が4月、7月、12月、2月の4期に分けて納付することになります。

東京都の場合は6月、9月、12月、2月です。

一般的には(口座引き落としで)分割して納付する会社が多いかと思います。

※ 市町村によって異なるところがあります。

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固定資産税の計上は3通り

①納税通知書が届いた期に、全額を費用とする方法

②各納期限の月に費用とする方法

③実際に支払った日の期に費用とする方法

決算期に未払い計上

3月決算であれば4回の納期限が同じ事業年度に含まれるので、通常の処理をしていれば特に気にする必要はありません。

しかし、決算期が6月の場合はどうでしょう。

6月の納期は費用に計上していますが、残りの9月、12月、2月納期の固定資産税を未払い計上すれば、その期の費用となり節税ができます。

仕訳

6月決算の場合

納期  貸方勘定科目  金額  借方勘定科目  金額
6月  租税公課  25,000  現金預金  25,000
9月  (決算仕訳)  租税公課  20,000  未払金  20,000
12月(決算仕訳)     租税公課  20,000  未払金  20,000
2月  (決算仕訳)     租税公課  20,000  未払金  20,000

おわりに

いかがでしたか。

もし決算期に未払いとなっている固定資産税があれば未払い計上出来るので、検討してみてください。

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この記事を書いた人:税理士 大森順子

大森会計事務所 代表の大森です。 税金のこととなると途端に難しい言葉や税率が飛び交う世界。 ブログで税金の事を分かりやすく丁寧に説明しています。 「税理士をもっとより身近に!」感じてくださいね。

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