【仕訳】切手や葉書などを購入した場合の取扱い|消費税も含めて解説

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切手やはがきを購入した場合の仕訳と考え方について解説していきます。

消費税の論点も含めて書いていますので、是非参考にしてみてください。

会計の仕訳の方法は原則と特例がある

会計の処理方法には原則と特例があります。

原則は、切手などは現金と同じと考えられるため、購入した時ではなく、使用したときに費用となります。

しかし実務では、特例を使用するのが一般的となっています。

なぜかというと、原則で処理をすると、切手などを使用する度に経理処理をすることになり、煩雑となるからです。

購入時に経費とする処理|消費税の経理方式による具体的な取り扱い

ここでは実務上使われている処理方法を、具体例を挙げながら説明していきます。

なので原則の取り扱いは割愛します。

①購入時の仕訳

税抜き経理方式

借方 金額 貸方 金額 摘要
通信費(課税仕入)  22,778 現金  24,600 82円切手300枚/Sample郵便局
仮払消費税等  1,822      

※消費税24,600*8/108=1,822円

税込み経理方式

借方 金額 貸方 金額 摘要
通信費(課税仕入)  24,600 現金  24,600 82円切手300枚/Sample郵便局

②期末時の仕訳

税抜き経理方式

借方 金額 貸方 金額 摘要
貯蔵品  3,796 通信費  3,796 82円切手50枚

※82*50*100/108=3,796

税込み経理方式

借方 金額 貸方 金額 摘要
貯蔵品  4,100 通信費(対象外)  4,100 82円切手50枚

※82*50=4,100

消費税の課税区分について注意点
振替の際は購入時にすべて課税仕入れとして仕入税額控除できるため、消費税の区分について対象外や不課税として処理します。

③翌期首の仕訳

税抜き経理方式

借方 金額 貸方 金額 摘要
通信費  3,796 貯蔵品  3,796 82円切手50枚

税込み経理方式

借方 金額 貸方 金額 摘要
通信費(対象外)  4,100 貯蔵品  4,100 82円切手50枚

※前期に全額仕入税額控除をしているため、翌期では控除の対象になりません。

おわりに

いかがでしたか。

注意する点は、メインは消費税の考え方です。

少しでも経理のお助けとなれば幸いです。

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この記事を書いた人:税理士 大森順子

大森会計事務所 代表の大森です。 税金のこととなると途端に難しい言葉や税率が飛び交う世界。 ブログで税金の事を分かりやすく丁寧に説明しています。 「税理士をもっとより身近に!」感じてくださいね。

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